2021年4月コロナ禍真っ只中、世界規模で先の見えない状況が続いています。夫妻姉妹の4人家族にとってもその影響は甚大。コロナの暴風が大直撃している業界で夫婦共々働いている我が家は、ボーナスはもちろん月給まで一部カットされ、厳しい家庭運営です。
そんな中ですが、我が家をとりまく多様な事情を総合的に考慮した結果、どんな家庭にとっても一大事業である新居建築プロジェクトに乗り出すことを、夫妻一致で決定しました。
新築プロジェクト推進を決断するまで
ここまでたどり着くまでには、とても長い時間(と言っても3年くらい)かかりました。
そもそも住宅建築が大好きな私。
なぜ最初にこの選択肢が浮かばなかったのか我ながら不思議ですが、①建築家を探し ②土地を選り ③住宅を建てる、この一連のフローを実践すると決心するまでとても遠回りをしてしまいました。
ちなみに現在の住居は東京の東側(江東区)でマンション暮らし。6年ほど前に築40年ほどの中古マンションを購入し、フルスケルトンにして内装工事をした、いわゆるリノベーション物件に住んでいます。思い入れも強く、今でもとても気に入っています。
そんな我が家が、今回の決断までにたどった過程はこんな感じです。
- 現住居近くで、今より少し広めのマンションを検討
周辺マンションが高すぎて断念。仮に新築で探した場合、80㎡以上を求めるとなると7500〜8500万円台がボリュームゾーン。これはムリ。まじでムリ。
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- 範囲を広げて、今より少し広めのマンションを検討
気分が盛り上がらず停滞。今住んでいるところから少々離れたエリアで物色するも、特別住みたい街や物件が見当たらず。候補はあがるもののそこでなくてはならない決めてもなく、動きが緩慢に...
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- 東京都下に住む妻の実家付近で、今よりかなり広めのマンションを検討
ちょっと目先を変えて、妻の実家付近を模索。都心から少し離れており、100㎡を超える部屋もある様子。と思ったら、そもそもマンション自体があまりない!逆に、選択肢が少ないことで戸建ての可能性がぼんやり見えてきた。
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- 妻の実家付近で、中古戸建てを検討(工事して住むつもり)
引き続き妻の実家付近で、今度は中古戸建てを探索。感じの良い手頃な物件に、自分たち好みの多少の手を加えて住もうと画策。と思いきや、マンション以上に感じの良い外観の中古戸建てってなかなかない。これは難題かも...
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- 中古戸建ての検討過程で、土地価格が思ったほど高くないことを発見
中古戸建ての値段は、ほぼ土地の値段だという事実にようやく気づき始める。それに気づいて物件を見ていくと、そもそもあまり気に入らない中古戸建てを購入して手を入れるのも、なんだかナンセンスな気がしてきた。
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- 居住中のマンションが想定よりも高値で売却できそうなことを発見
少しずつ売却検討を進めてきたが、たまたま売りに出たお隣さんが即成約。売れそうな価格が把握できると共に、金額も想定していたよりも少々高め。
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- 土地を購入して、注文住宅を建てるという選択肢が急浮上
新居購入にあたっての用意していた手元資金は、諸経費+α。その+αが数百万円単位で上積みできそう。もしや改装工事ではなく、新築工事という選択肢もあるのかも?と、ふとした瞬間に気がついた。
しかもこのタイミングで、とても気になる土地を発見!(でもこの土地は、諸般の事情でお蔵入り)
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多方面に相談しながら、土地探し&建築家探し&売却方針検討中
いまココ。
新しい&魅力的な可能性の実現に向けて、もろもろの懸案事項を整理中。本気で動かないと実現可能性の確からしさも判断がつかないため、それなりのプロフェッショナルに手を借りながら早歩き中。
ささやかな夢の実現に向けて
今の家に住み続けることが難しいかもと思い、新しい家をなんとなく検討しはじめたのは二人目の子どもが生まれることになった、今から3年ほど前。
60㎡ほどの広さしかない我が家は、4人家族には少々手狭。私は千葉の田舎育ち(埋立地)なので、「もっとゆとりのある家に住みたいなー」という気持ちが湧いてきたの自然な流れでした。
そこから時は流れ、さまざまな偶然も重なり家を建てることに決めました。
「建もの探訪」を観るようになって25年。いつかは自分でも建ものを…と思い始めて15年。
マンション購入によって一度は諦めた小さな夢の実現に向けて、うっすらとながらもしっかり引いたスタートラインにやっと立ったわけです。課題は山積みですが、ひとつひとつ解決しながら前に進みてみようと思います。
このブログは、そんな私たちのささやかな冒険のメモ書きです。
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