東京で暮らす夫妻と姉4歳&妹2歳の4人家族が、コロナ禍の続く2021年春に転居&注文住宅購入(新築)を決意しました。夫妻双方が勤める会社の業績は地下に潜り込み、その影響でもちろん家計は火の車。それでもいま、新築プロジェクトを進めると決心したのには理由があります。それは、短期的&中期的に解決すべき3つの課題がありました。
3つの課題|騒音問題、リモートワーク、個室確保
とても気に入っている今の住居から引っ越すことを決めたのには、3つの解決すべき課題の存在がありました。
マンションの騒音問題(階下からの苦情)
これは本当にキツいです。
住んでいるマンションが古いというのもあったのでしょうが、半年に1回くらいの頻度で怒鳴りこみ。おどろおどろしい直筆のお便りはもっと頻繁に…
確かに我が家はちびっ子2人が家の中で走ってしまったり、物を落としたり、ドタバタ泣き喚いたりが日常茶飯事。音が響くこともあるでしょう。
ですが、「引っ越してくる前はまったく騒音はなかったので、お前たちは異常であって、モラルや一般常識のかけらも持ち合わせていない悪党だ!」的なことを面と向かって、しかも定期的に言われるのはそもそもあまり丈夫でない骨身にこたえます… ちなみに前の住人は80歳代女性の一人暮らし。そりゃ騒音なんて滅多にしないに決まってます。そこと比べられても…とは思いつつ、フローリングにコルクマットを敷いたり、音が出そうな作業をする時は家にいなそうな時間を狙ったり、気を遣う日々です。
そして、この問題で子どもを叱るのことがのナンセンスさが我慢できなくなったことが転居決心を加速させました。
「家では走らない!」「家では踊らない!」「物を落とさない!」「大きなものを運ぶ時は自分だけでやらない!」などなど。
踊るのは楽しいからだし、物を落とさないのなんて無理だし、なんでも自分一人でやってみたいお年頃。
そしてなにより、お父さんが会社から帰ってきたら玄関まで走って迎えにいきたいでしょう(涙)。
本質的に悪いこと以外で子どもを叱り続けるのに、ほとほと嫌気がさしてしまいました。
子どももかわいそうだし、発達を促すという点でもデメリットしかない。
リモートワークの環境改善(間取り問題)
我が家は築40年ほどの古いマンションをフルスケルトンで内装工事(リノベーション)して住んでいます。60㎡ほどの室内空間をゆるーーーく仕切って、0.5LLDKとでもいいたくなるようなほぼワンルームにしています。とても気持ちの良い空間なのですが、これがリモートワーク中心の生活になってくると、少々具合が悪くなってきました。
夕方、18時前後に子どもたちが保育園から帰ってくると、もはや仕事にならないのです。そりゃ、目に見えるところに父母がいれば、話しかけたいし遊びたくなってしまいますよね。
さらに、夫婦がそろって在宅ワークをしていると、オンライン会議などに支障をきたすことがあります。PCがハウリングをしてしまあったり、そもそも片方がしゃべる声がもう片方のオンライン会議内で聞こえてしまったりという問題も。
おそらくこれから先もリモートワークが中心の生活になりそうなので、これは本質的に解決しなくてはいけない課題だと考えました。
都心でも、家族4人で60㎡はちょっとつらい
これはそもそも論。
今のマンションを購入したのは婚約時。“未来のことはわからない”ということを前提に、内装工事のプランも含め二人暮らしが楽しい家をビジョンとして作りました。ちなみに最寄りの駅からは徒歩1分という好立地。これも、将来的に手放すかもしれないことを考え、できるだけ資産価値が落ちにくい物件を探した結果です。
時はながれ、あれよあれよと姉妹が生まれ、4人家族の我が家です。そろそろ長女の小学校入学も視野に入り始め、今クラス“ほぼワンルーム”の住居にいよいよ限界を感じ始めました。
60㎡という広さは、家族4人でぎりぎり生活できるサイズです。
もう少し4人家族にふさわしい形に改めて内装工事をかけて住み続けるという選択肢もありますが、上の2つの問題によって、一気に気持ちが転居に傾いたというわけです。
転居を決意。では実行可能性はどうか?
課題解決のために転居を決めたと言っても、実行に移すためには後ろ盾(マネープラン)が必要です。お金ですね。我が家がスペックアップした新しい住居を入手できそうだと判断したポイントは、下記の3つでした。
- 新しいローンが組めるか&返せるか
- 今後のライフイベントはなにがあるか?
- 現在と未来の貯蓄状況はどうか?
この点に関しては、別の記事で詳しく紹介します。
おしまい
新居をどのように準備するかはともかく、我が家がなぜ転居を決意するに至ったかについて記載しました。やはり、最初の騒音問題が大きいです。いま住んでいる街と家がとても気に入っていますが、子どもたちの健やかな成長を犠牲にしてまで固執するものではないと思っています。このあたりをベースにおきながら、ではどのようなところにどのような形態で新しい住居を構えるべきか?という検討に進んでいきました。
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