『明日の「働く」を、デザインする。』イトーキから発表された次世代のワークチェアがtorte U(トルテユーチェア)です。次世代というのは、環境負荷の軽減を第一に考え、サステナブルなトータルデザインによって生み出されたということを意味しているようです。
定番トルテRチェアの後継機がtorte U(トルテユーチェア)
torte Uは、イトーキの定番ワークチェアであるトルテRチェアの後継機です。デュアルモーションロッキング機構(下記参照)がそのまま引き継ぎつつ、現代的なオフィス空間似合うように大幅なアップデートが施されているとのことです。
トルテRチェアは、ロッキング時に背もたれが傾きながら沈み、座面が前方にスライドする「デュアルモーション」。後方への影響が少なく、スペース効率の高いゆとりのあるオフィス空間に。
- イトーキ公式サイトから転載 -
ではどのあたりがアップデートされているのか。私が特に気になったのはデザインです。背面から見ると座面と背もたれ部分が一体化したシェルデザイン。トルテRもほぼ一体化していますが、よりスムーズに柔らかい線が印象的で、イスとしての一体感が出ています。えてしてこういうデザインは嵩張るものが多いのですが、それでいてコンパクトというのがよいですね。
地球に優しいサステナブルなチェア
torte Uは、製造~廃棄まで製品のライフサイクル全体で排出されるCO2をオフセットし実質カーボンニュートラルにすることで地球環境に負荷をかけずに長く使用できるこれからの時代のためのサステナブルなチェア。
また、ナチュラルカラータイプには廃棄ペットボトルのリサイクル繊維100%で作られたファブリックが採用されているとのこと。バージン繊維に比べて生産時のCO2排出量を約41%削減されています。徹底していますね。
上の画像は、ニュースリリースに掲載されていたカーボン・オフセットの解説図です。つまり、わたしたちが日頃の生産活動から排出している二酸化炭素をはじめとした温室効果ガス(GHG)を、排出権(カーボン・クレジットで埋め合わせる仕組みがカーボン・オフセット。
私はどもこの「排出権」というものの取引がピンとこないのですが、スタンスとしては無いよりマシでしょう。
(排出権を調達することで「実質カーボンニュートラル」と胸をはるのが、腑に落ちないんだよな...)
我が家のワークチェアとしては無し、完全なオフィスチェアーですね
イトーキ自体がそんなつもりさらさらないと思いますが、我が家の自宅用ワークチェアとしてはちょっと不適格。デザインが特別悪いわけではないのですが、インテリアとしてのユニークさやカラーバリエーション、そしてなにより色気というか家に招き入れたくなるような魅力がない。
最近“ワークチェア”という言葉でアンテナを張っているので引っかかってしまったのですが、ちょっと見当違いの掘り下げとなってしまいました。でもちょっとデュアルモーションロッキング機構というのは気になります。
いまのところイトーキならあれ一択。さぁ、そろそろ買いましょうかね、vertebra03!
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